地区補助金委員会は、ロータリークラブが人道的補助金を申請し、最終報告を提出するにいたるまで指導、援助するのが主な役割です。
本年度の地区補助金は3年前(福井年度)の年次寄付の50%がDDF(地区財団活動資金)として地区に返って参ります。その20%が上限で67,500ドルでございます。
地区補助金は地域社会に恩恵を与え、もしくは経済的に恵まれない人々の生活を向上させるための人道的プロジェクトの為に使用出来ます。地区補助金の必須条件は地域社会のためになりロータリーアンが汗を流す活動をして頂くことです。地区補助金は授与と受諾の条件、事業内容を考え交付します。
地区補助金としてふさわしいプロジェクト
プロジェクトの内容 |
ふさわしいプロジェクト |
不適格なプロジェクト |
植樹 |
ロータリアンが自ら植樹する場合 |
市役所や他団体に現金を寄贈し、植樹を請け負ってもらう場合 |
車椅子の寄贈 |
病院、養護ホームなど不特定多数の人が利用できるような施設への寄贈 |
近所の足の悪い人など特定の人に贈る場合 |
識字 |
辞書などを在日外国人組織やグループに寄贈、会場費 |
講師への謝礼 |
コンサート |
会場費、プログラム、ちらしなどは適切、演奏者がプロの場合、出演料が認められる場合もある |
入場料をとるのは不可 |
ゴミ拾い |
ゴミを拾うためのビニール袋などは適切、拾った後、協力してくれた子供達にお弁当やジュースを出すのは可 |
同行したロータリアンのお弁当は不可 |
大時計の贈呈 |
望ましくないが、時計の必要性が高ければ可 |
時計台を取り付けると不可 |
ネーム・プレート
や標識 |
危険な道路の交通標識のようなものであれば、可 |
史跡の標識は不可
困窮している人に役立つ人道的プロジェクトと思えない、というのが世界本部の意見 |
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